やっぱり、見いひんかったら良かった
小説が映画化された場合、原作本と内容が大きく変更され、がっかりすることが多いと、1年と少し前に書いたことがあります。
これは「多い」ではなく、「確実」です。
ある小説が、映画化されたのが4年ほど前のことです。その小説は、私がこれまでに読んだ小説の中でも、最も感動した小説の一作品でした。
しかし、その「がっかり」が怖く、映画は見に行きませんでした。DVDは発売後すぐに買ったんですが、やはり「がっかり」が怖く、これまで3年以上ずっと封印してきました。
その封印を解いたのが昨日(8月7日)のことです。
やっぱり、見いひんかったら良かった。
ストーリーは、ほぼ原作本に沿っていたものの、主人公が発した大切な言葉や、主人公の人柄を現すような季節感の描写などが、全く失われていたり、差し替えられたりしていました。
最悪の映画でした・・・
原作者は、あのような映画になることを、映画監督や脚本家のことを許しているのでしょうか?
もちろん、これは私の感想であり、人それぞれで感じること、考えることは違うと思います。
だから、その映画を私が否定し、それを人に押しつけるようなことはしません。人それぞれの感性で見て欲しいと思います。
これまでにも何度か書いているように、私はほとんどテレビを見ません。朝起きたらラジオを付け、夜寝るまでラジオ(家にいる時は、ほぼ1日中ラジオを聴いてます)。
テレビは、映像で見る人の想像力を阻害してしまいます。
しかし、ラジオはテレビとは違い、想像力が自由に広がります。そして、もっと広がるのが小説(読書)です。
自分の頭の中で、音楽が流れ映像が現れます。
自由な想像力をこれからも大切にしていきたいものです。
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ラナさん、こんにちは。原作付きの映画はある意味別物と割り切ってしまえば済みますが、地上波の洋画の吹き替え版なんてひどいですよ。放送時間の都合で基本的にカットされてしまうわけですが、20 数年前に見たある映画では重要なシーンがカットされ、そこで言っているセリフがないと辻褄が合わなくなるので全然別のシーンでカットされたセリフをかいつまんだものと差し替えられていました。おかげで全然重みが無くなってしまいました。映画館の字幕でもひどいのが時々ありますが、原語の方を聞けば訳の間違いを自分で修正して解釈できますが、テレビの吹き替えは Closed Caption にでもしてくれないとそうはいきませんからね。
投稿: 心理歴史学者 | 2010年8月 8日 (日) 16:02
心理歴史学者さん、コメントいただきありがとうございました。
> 原作付きの映画はある意味別物と割り切ってしまえば済みます
>
確かにそうですね。
> 地上波の洋画の吹き替え版なんてひどいですよ。
>
はい。分かります。英語が得意な友達もよく言ってました。
「なんで、このシーンでこの訳をするのか分からない。」
「笑えるような台詞ではないのに、字幕を読んだ人は笑ってしまう。」
とか、辻褄合わせもあるんですね。
カットされるのは、ある意味仕方ないことですが、やはりノーカット版を見たいですね(NHK BSは基本的にノーカットですよね)。
ちなみに、昨日(8月7日)、フジテレビ系で放映された「劔岳 点の記」はCMをカットすると、123分でした(CMの合計時間は32分)。
本作の上映時間は139分とのことなので、16分カットされたことになります。
投稿: ラナ | 2010年8月 8日 (日) 18:40