南紀白浜でサンゴ大量死
和歌山県の南紀白浜でサンゴの大量死が確認されたそうです。南紀白浜は本州でも数少ないサンゴの生息地でダイバーにも人気があるところです。
京都大学フィールド科学教育研究センターが定点観測している海域では、300群体(約5,000平方メートル)がほぼ全滅したらしいのです。
原因は、黒潮が遠ざかったことによる海水温の低下、昨年の相次ぐ台風接近により巻き上げられた海底の砂泥が、サンゴに積もって窒息したのではないかとみられているようです。
私がよく訪れる沖縄・慶良間諸島でもオニヒトデの大量発生などにより、サンゴの生態系に影響を与えています。
しかし、その原因には開発による環境破壊やダイバーによるサンゴの破壊などもあるでしょう。
以前、慶良間の漁師さんが言っていた「慶良間の海はどんどん汚れている。慶良間の海は変わってしまった。」という言葉が身につまされます。
サンゴを守っていくこと、海を守っていくことについて、ダイバーは何が出来るかを考えていかなければなりません。
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屋久島に行った時、海がめの保護をしている人が、
浜に打ち上げられたゴミの中に、
漁業に関するゴミがあるのを指して言いました。
「とても悲しいことは、海を生業とする人が、
海を汚しているという現実です」
とても印象に残った言葉でした。
投稿: micho7 | 2005年8月22日 (月) 20:27
micho7さん、コメントありがとうございました。
>「とても悲しいことは、海を生業とする人が、
海を汚しているという現実です」
>
信じられないようですが、そんな現実もあるんですか!?
ひとりひとりが心掛けていかなければ、ならないわけですよね。
投稿: ラナ | 2005年8月22日 (月) 23:50